ペインクリニックとは?
そもそも麻酔で痛みをとるための局所麻酔法が、手術の麻酔だけでなく、日常の慢性的な痛みや血流障害(血のめぐりが悪くなっておこる病気など)にも効果があることが分かってきたため、細い針や特殊な針を使って局所麻酔薬を神経の近くに注入し、痛みの感覚を軽くしたり、血流を改善したりする治療法です。
ただし、現在服用している薬の中に抗血小板薬や抗凝固薬(いわゆる血流をよくする薬や、血流をサラサラにするといわれている薬)が含まれていると、針を刺した後に、出血が止まりにくくなり、神経の近くで血の塊(血腫)が大きくなると、神経そのものを圧迫して重大な合併症を起こす可能性があります。
ペインクリニックの治療を受ける場合は医師と十分相談し、説明を受けた後で実施することが必要です。